YOUTUBE \しょーやんチャンネル/ 更新しました! You Tubeチャンネル

タイル・レンガ・ブロック工事業で建設業許可を取得したい方へ!行政書士が解説します!

目次

はじめに

タイル・レンガ・ブロック工事業は、建築やリフォームの分野で欠かせない業種の一つです。この業界では、住宅や商業施設の外観や内装を美しく仕上げるために、さまざまな材料を使って施工を行います。特に、タイルやレンガ、ブロックは、建物の耐久性やデザイン性を高めるために広く用いられています。しかし、この工事業を営むには、専門的な知識や技術だけでなく、適切な許可や申請手続きが必要です。本記事では、タイル・レンガ・ブロック工事業の概要や必要な許可、具体的な申請手続きについて行政書士が解説します。

タイル・レンガ・ブロック工事業の概要

タイル工事とは?
タイル工事は、壁や床、屋根などにタイルを張り付ける作業を指します。タイルは、セラミックやガラス、石材などさまざまな材料から作られ、デザインの多様性や耐久性が高いのが特徴です。特に水回りの施工では、防水性や耐久性が求められるため、タイル工事は重要な役割を果たします。

レンガ工事とは?
レンガ工事は、建物の外壁や庭の塀、煙突などにレンガを積み重ねていく作業を指します。レンガは、見た目の美しさだけでなく、耐火性や断熱性にも優れているため、住宅や商業施設の建築に広く用いられています。特に欧米では、レンガ造りの建物が一般的で、日本でもその美しい外観が人気です。

ブロック工事とは?
ブロック工事は、コンクリートブロックを用いて壁や基礎部分を構築する作業です。ブロックは、レンガに比べてサイズが大きいため、短時間で広い面積を施工できるのが特徴です。また、強度が高く、耐久性に優れているため、住宅や公共施設、工場などで広く用いられています。

タイル・レンガ・ブロック工事業を営むために必要な許可

タイル・レンガ・ブロック工事業で500万円以上の工事を受注するには、建設業許可が必要です。この許可は、工事の規模や内容に応じて、さまざまな種類があります。

一般建設業許可
一般建設業許可は、主に小規模な工事を行う業者が取得する許可です。この許可を取得することで、工事の請負や下請けが可能となります。タイル・レンガ・ブロック工事業においても、この許可を持つことで、一定の範囲内での工事を合法的に行うことができます。

特定建設業許可
特定建設業許可は、大規模な工事を行う業者が取得する許可です。特定建設業者は、元請けとして大規模な工事を請け負い、下請け業者に一部の作業を委託することが一般的です。タイル・レンガ・ブロック工事業者が、この許可を取得することで、大型プロジェクトにも対応できるようになります。

専任技術者の資格とその役割

タイル・レンガ・ブロック工事業を営む際に重要な役割を果たすのが、千人技術者の存在です。彼らは、現場での施工管理や監督を行い、工事の安全性や品質を確保する責任を持っています。以下は、タイル・レンガ・ブロック工事業における専任技術者に求められる主要な資格と、その役割です。

資格名備考
1級建築施工管理技士大規模な建築工事の施工管理を行うことができる資格
2級建築施工管理技士(躯体または仕上げ)中小規模の建築工事の施工管理を行うことができる資格
1級建築士建築物の設計および工事監理を行うことができる資格
2級建築士中小規模の建築物の設計および工事監理を行うことができる資格
技能検定の1級タイル張り・タイル張り工タイル張り工事の高い技術力を証明する国家資格
技能検定の2級タイル張り・タイル張り工+合格後3年以上の実務経験タイル張り工事の技術力を証明する国家資格。3年以上の実務経験を積むことが必要
技能検定の1級築炉・築炉工・れんが積みれんが積み工事の高い技術力を証明する国家資格
技能検定の2級築炉・築炉工・れんが積み+合格後3年以上の実務経験れんが積み工事の技術力を証明する国家資格。3年以上の実務経験を積むことが必要
技能検定の1級ブロック建築・ブロック建築工・コンクリート積みブロック施工ブロック建築工事の高い技術力を証明する国家資格
技能検定の2級ブロック建築・ブロック建築工・コンクリート積みブロック施工+合格後3年間の実務経験ブロック建築工事の技術力を証明する国家資格。3年以上の実務経験を積むことが必要

これらの資格を持つ技術者が現場にいることで、タイル・レンガ・ブロック工事は安全かつ高品質に進められます。

タイル・レンガ・ブロック工事業における法的義務

タイル・レンガ・ブロック工事業を営む際には、法的義務を遵守することが求められます。特に、労働安全衛生法や建築基準法、環境保護に関する法令などが適用されます。これらの法律に違反した場合、罰則が科される可能性があるため、十分な注意が必要です。

労働安全衛生法の遵守
工事現場では、労働者の安全を確保するために、適切な安全対策が必要です。例えば、高所作業の場合には、安全帯の使用や足場の設置が求められます。また、労働者に対する安全教育も重要です。これにより、事故を未然に防ぎ、労働者が安全に作業を行える環境を整えることができます。

建築基準法の遵守
建物の構造や工事の進め方には、建築基準法が適用されます。タイル・レンガ・ブロック工事業者は、この法律に基づいて施工を行い、建物の安全性を確保する責任があります。特に、耐震基準や防火性能など、建物の根幹に関わる規定を厳守することが重要です。

環境保護に関する法令の遵守
工事現場では、騒音や振動、廃棄物の処理に関する法令も適用されます。特に、都市部での工事では、近隣住民への配慮が必要です。これらの法令を遵守し、環境に配慮した工事を行うことが求められます。また、産業廃棄物の適切な処理やリサイクルの推進も重要な課題です。

まとめ

タイル・レンガ・ブロック工事業は、建築やリフォームの分野で重要な役割を果たしています。しかし、この業界で成功するためには、専門的な知識や技術だけでなく、適切な許可や法的義務を理解し、遵守することが不可欠です。また、専任技術者の資格とその役割をしっかりと認識し、現場での施工管理や安全確保に努めることが、事業の成功には重要です。

行政書士として、皆様の事業運営を全力でサポートさせていただきます。タイル・レンガ・ブロック工事業に必要な許可の取得や、法的義務に関する相談、また専任技術者の資格取得に関するアドバイスなど、幅広く対応いたしますので、安心して事業を展開していただけるよう、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせはこちらから!

TEL 090-9249-0342

LINE、メールでのお問い合わせはこちらから!

河西将弥
行政書士
東京の福生市で行政書士として開業中。同時に3期目の不動産会社を経営中。建設業専門行政書士として、建設業者様を事務所探しから許可取得後の継続フォローまでトータルでサポート。その他決算変更届や更新など建設業のことなら何でもお任せください。また、産業廃棄物収集運搬業許可新規や融資もサポートしています。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次